ヒトへの感染 [編集]
ウイルス学の立場から、口蹄疫ウイルスは濃厚接触がある場合、感染することがある。発熱やロ腔内水疱症等が主症状で輸液等で回復する。[8]。また科学的に実証される死亡例は報告されていない。ヒトからヒトへの感染例は確認されていない[9][8]。感染した家畜の肉を食べて感染する事は無い[10]。加熱処理をしていない生乳を飲んで感染したとする報告はあるが、生乳を飲むこと自体が稀であり、また仮に飲み、そして仮に感染したとしても症状がゆるいことから、公衆衛生の問題としては扱われていない[10]。イギリスの公衆衛生検査サービス(PHLS。現在は統合されて 英国健康保護局 (HPA) となっている)のDavid Brownはパスチャライゼーション(低温保持殺菌及び高温短時間殺菌)ではこのウイルスを滅菌できないだろうと述べている[11]。ただし、パスチャライゼーションされたミルクから感染した例は報告されていない[9]。
稀に感染してもヒトでの症状は、家畜のそれと違い、穏やかである[9]。潜伏期間は2〜6日ほど[9]。発熱、喉の痛みが起き、足・口内・舌に水泡ができる[9]。最後に水泡が出来た日から約1週間で輸液等だけでほぼ回復する[8][9]。ヒトでの持続感染は知られていない[8][12]。きちんと治療すれば死亡した例も知られていない[8][12]。40例以上のヒトの感染例から見つかったウィルスの型はO型が一番多く、次にC型が多い。A型は稀であった[8][9]。